熟練した技と心

それは互いに技を磨きあい、仕事に対するプライドを砥ぎあってきたからこそ生まれるものと考えます。
日々追求してきたからこそ自信を持ってお勧めできるコーティング剤があります。私たちの意見をお聞き下さい。

ボディの最大の保護膜とは?

それは車の塗装です。 塗装は車のボディー(鉄板)をさびなどの侵食やダメージから守る最大の保護膜です。 しかしその保護膜(塗装)も一度深いダメージや重度の劣化が起こってしまうと簡単に再生できません。
もし再生させようとすれば一度すべて剥離しもう一度塗装しなおさなければなりません。
その場合かかる費用となると何十万円、場合によっては百万円以上かかることもあります。
ですからボディーの最大の保護膜である塗装を致命的なダメージや劣化から守らなければなりません。

車の塗料と言うのは石油系有機物でできています。この有機物はさまざまな要因で劣化していきます。たとえば空気や紫外線にさらされると少しずつ劣化します。また、酸性雨や風、塵や鳥のフン、空気中に含まれるいろいろな化学物質さらに走行摩擦、飛び石などさまざまな過酷な条件に常にさらされています。 言い換えるとボディ最大の保護膜である塗装面は常にダメージを受けていると言うわけです。
確かに塗装は強力な膜ですのですぐに劣化するというわけではありません。しかし、新車時と1年後、もしくは2年後のボディを比較すると、塗装面が確実に劣化 しているのにお気づきになるでしょう。
ですから、お車を守るためには、強力な皮膜を作り出す『コーティング』がお勧めです。

ボディのお手入れを怠っていると、塗装が徐々に傷んでいき、最後にはすかすかになってしまいます。この車のようになるまで放置しておくと再生は不可能で、対策は全塗装しかありません。日ごろの適切なお手入れがあなたのお車を守ります。
コーティングをするメリットとはなんでしょうか?

皆さんはきっと、美しい外観を保つためもしくは洗車の面倒を避けるためコーティングを試してみたいとお考えになると思います。確かにそれらも見逃せないポイントです。しっかりとしたコーティングを施工することによってボディーの上に透明な皮膜を作り凹凸のない表面を作ることができます。
そして、滑らかな表面に光が差し込むと乱反射することなくまっすぐに跳ね返り非常につややかな輝きを見せます。また、強力な皮膜を保つことができますので、定期的にワックスをかける必要はなく普段のお手入れは水洗い洗車で十分です。

しかし、コーティングするべき、もっと強力な理由があります。「ボディーの最大の保護膜である塗装を致命的なダメージや劣化から守る」ためです。 もしかすると今まで、ワックスやコート剤と言われるものを施工されてきたかもしれません。では、それぞれのメリット・デメリットをご説明したいと思います。

しっかりと下地処理されたボディに施されたガラスコーティングは、深い艶と強固な皮膜を作り出します。
ワックスとは?

ワックスとは天然ロウや合成ロウを主成分とした油分による艶出し剤です。
理論上はロウなどの油成分で塗装を覆うことにより水分を弾き、汚れが直接塗装面につくのを防ぎます。また、塗装の代わりにロウなどでできた皮膜を酸化させることにより塗装の酸化を防ごうというものです。 比較的簡単に施工 することができます。さらに天然ワックスの作り出す艶は非常に深い もので、コーティングでは表現できない独特のものです。
ですから、正しい手順で行なう洗車を行なえ、かつまめなお手入れをいとわないユーザー様にはある意味最高の選択肢といえるでしょう。
しかしワックスの皮膜は塗装の上にただのっているだけですし、一度雨が降っただけで少しずつ油分が溶け出し流れ出ていきます。

そして流れ出た油分はすぐに酸化し水垢の原因になります。
そうなると塗装の保護どころか塗装の劣化を促進させる原因にもなりかねません。
ですからワックスは相当こまめなお手入れ、つまりは頻繁な塗り替えが求められます。

水垢ができてしまうのは、ワックスの宿命です。
コート剤(コーティング)とは?

コート剤(コーティング)はフッ素、ポリマーなどの高分子化合物による樹脂です。
一般に持続期間が3ヶ月以上のものをコート剤、もしくはコーティングと呼んでいるようです。 ワックスよりも硬い皮膜ですからボディの保護効果に優れています。しかしこの定義もあいまいで世の中にコーティングと呼ばれるものはごまんとあります。それで、どのようなコーティングを選ぶかは非常に大切です。
それぞれのコーティングにはメリット、デメリットがあります。ですからそれぞれのコーティングの特徴を理解したうえで選択をする必要があります。では、代表的なコーティングの3種類(ポリマー系・テフロン系・ガラスコーティング)について私たちの感想を述べたいと思います。


カルバナロウを含有しているものをワックスと呼んでいましたが、最近ではポリマー配合をうたうものもあり、ワックスも多様化しています。
コーティング剤も日々進歩しており、機能も向上しています。しかし、広告に問題があるものも多々あるようです・・・・。
ポリマー系のメリット・デメリット

メリット
塗装面に科学的に結びつくためワックスよりも耐久性が高い。紫外線を遮断する成分が含まれており、塗装面を紫外線より保護する。作業性が非常によくリーズナブルな値段設定。

デメリット
使用状況にもよりますが、6ヶ月程度の耐久性 しかないように思います。また、結局は皮膜自体が有機物の塊なので酸化していきます。結果として水垢汚れの原因 になってしまいます。

テフロン系のメリット・デメリット

メリット
テフロンを配合しておりテフロンの薄い皮膜がボディーを覆うため、ポリマー系と比較すると耐久性保護効果は高い。 (新車時に施工すると5年保証を約束しているものもある。)
防汚性能は非常に高い。

デメリット
輝きや、つや性能は高くない。
ポリマー系と同様、皮膜に有機物が含まれているため皮膜自体が酸化劣化していく。 保証期間が設けられているにしても、一年ごとの点検を受ける必要があり、結局のところ毎年メンテナンスを行うことになる。また、その保証基準もあいまいに思えます。

ガラスコーティングのメリット・デメリット

ガラスコートとガラス系と呼ばれるものとは、まったくの別物です。
ガラス系とは、有機系のコート剤にケイ素などのガラス成分を配合したもので、ガラス成分は入っているものの、皮膜自体が酸化劣化することには変わりありません。
ここではガラス系ではなくガラスコートについて解説します。

メリット
ガラスコートの皮膜は完全に無機質 で、紫外線などによる酸化や劣化に非常に強い性質 を持ち、非常に硬い皮膜のため耐久性や保護効果、対すり性に関して現時点で最高レベルの性能 を持つように思います。ガラスコートは塗装本来が持つ上品な艶を強調し鋭くストレートな輝き を放ちます。

デメリット
油脂分、艶出し剤などはまったく含まれていないため、ワックスやその他有機系コート剤のような艶は出ません。しかし、コーティングの本来の目的である塗装面の保護効果という観点からいくと、ガラスコートが現時点で一番優れてると思います。

ガラスコーティングのガラスって何?

ガラスコーティングと聞くと自動車のフロントガラスや家の窓ガラスが思い浮かぶかもしれませんが、ガラスコーティングのガラスは一般のガラスとは違うものです。
フロントガラスや窓ガラスなどの身近にあるガラスは、ケイ石、石灰、マグネシア、ソーダ灰、アルミナなどを約1600度の熱で溶解し作られたものです。

しかし、ガラスコーティングのガラスはいわゆるガラスの主成分であるケイ石を科学的に還元、合成し特殊基を組み合わせることによって作り出されます。 今ガラスコーティングとして世の中に出回っているものの主成分はポリシザラン、シラン、シロキサンの三種類 です。
ですからガラスコーティングというのは自動車のフロントガラスや窓ガラスのようなガラスではなくガラスの主成分であるケイ石を原料としたガラスの性質に非常に近い(完全無機質で透明、非常に硬い、ガラスと非常によく似た分子骨格を持つ)皮膜であるということができます。

『エシュロンガラスコーティング』の特徴

私たちがお勧めしているエシュロンシリーズには、現時点で3種類のラインナップがあります。
「NEW-ECHELON」(ポリシラザン),
「CS-1」(シラン),
「FE1043」(シロキサン)です。

この3種類のコーティング剤にもそれぞれ長所と短所があります。

NEW-ECHELON(ポリシラザン) は他の二種類に比べて硬い皮膜を作る 性質がありますが、イオンデポジットなどが比較的、付着しやすいというデメリットもあります。それで作業の最終工程でトップコートと呼ばれる皮膜保護剤を塗布する必要があります。
またポリシラザンは完全に硬化するまでは非常に不安定で環境に左右されやすいという特徴があります。

CS-1(シラン) 施工性のよさの重点に置かれた製品 です。ですから比較的リーズナブルなお値段で施工することができます。しかし、その副作用として皮膜が薄くなってしまい私たちとしては保護するという目的に関して不安も感じています。

FE1043(シロキサン) は、厚い皮膜 を作り出します。その膜は濡れたような艶 を作り出しドレスアップ効果も抜群です。とはいえ、施工が非常に難しく技術が求められます。

現在のガラスコーティングの弱点?

ガラスコーティングは、お客様の愛車の塗装面を守る性能が高いことに疑問の余地はありません。とはいえ、日常のご使用にあたって注意しておかないならトラブルを生じさせることも分かってきました。
それは、イオンデポジットが非常につきやすい場合がある ということです。

ここで、『場合がある』というあいまいな表現を用いていることをまずご説明します。
皆さんはきっと、イオンデポジットができてしまうその原因と過程についてご存知のことと思います。お車のボディに水滴が残り、そのまま乾燥すると水分に含まれていた不純物が残留し塗装面に染みとなり残ってしまいます。それがイオンデポジットです。

数多くのお車にガラスコーティングを施工し、その後ボディをチェックさせていただきますと、イオンデポジットができてしまったお客様と、そうでもないお客様があることに気が付いています。お車の保管場所などが影響を与えるとは思いますが、お話を伺ってみると、同じ車種で同じカラーのお車で、同じような保管、使用状況でもイオンデポジットのでき方に開きがあるようです。

いずれに致しましても、ガラスコーティングにはイオンデポジットが出来やすいのは事実のようです。原因としては、ガラス膜を形成している物質と、イオンデポジットを作り出している物質の特質が似ているからではないかと思います。 似たもの同士は結びつきやすく、結果としてイオンデポジットもできやすくなってしまうのかもしれません。

特に濃色車(黒や紺など)は、美しいボディを保ちたいとガラスコーティングを施工されるお客様がたくさんおられます。しかし、濃色車はイオンデポジットが目立ちやすいという特性があります。濃色車はお手入れにも気をつかいますが、コーティング後のケアにもとりわけ配慮が必要です。
イオンデポジット対策

イオンデポジット対策は、実を言うと非常にシンプルなものです。
それは、ボディに水滴を残さない ということです。
不純物を含んだ水滴が乾燥することでイオンデポジットができてしまうのですから、水滴が付いたら洗車することが一番の対策です。
とはいえ、洗車が面倒だとお感じになるかもしれません。
しかし、ガラスコーティングのメリットを思い出してください。
それが作り出す膜により、水洗いを行なうだけで汚れがするすると落ちていきます。 そして水切れも非常に良いので拭き取りもスムーズに行なえます。当然のことですが、ワックスがけの必要もございません。きっと、洗車のたびに深い満足を味わっていただけると思います。

今後のコーティング剤へのこだわり

『エシュロン 1043』ガラスコーティングの滑水性能は比較的高いものです。しかし、もっと滑水性能が高く、さらに防汚性能が高いものがあればと研究を続けています。もしお車に水滴がついてしまった場合でも、少しお車を走らせるだけで、水滴が全て流れ落ちてしまうコーティングがあれば、メンテナンスにかける時間を減らすことができます。何もしなくても、水滴が汚れを巻き込みながら自然に流れ落ちてしまうようなコーティングがあればよいのですが、まだまだ難しいようです。

実はまだ、詳細を明らかにはできないのですが、今、研究しているコーティング剤はエシュロンFE1043に取って代わる可能性があると思っています。本格的な採用になるかどうかは別として、また皆さんに結果をお伝えできるのを楽しみにしています。

せっかくの大切なボディーを保護するコーティングですから、妥協せず本当にいいものにこだわって、本物のコーティングの良さを味わっていただければ幸いです。 定期的に水洗い洗車をするだけで、今までに味わったことの無い感動を感じていただけると確信しています。