ガラスコーティング名古屋.com ガラスコーティング名古屋.com ガラスコーティング名古屋.com

ガラスコーティング名古屋.com〜愛知県,名古屋市のボディガラスコーティング専門店。創業49年の信頼と40万台以上の実績。代車無料。
強固なガラス被膜のウエラコーティング。洗車が楽になる!ボディの磨きのことならお任せください!株式会社ウエラ名古屋-WELLA NAGOYA-がお届けします。

コラム

【専門店が教える】ガラスコーティングとプロテクションフィルムの違いとは?どちらを選ぶべき?

「愛車をいつまでもキレイに保ちたい。」

 

そのような思いで自分の愛車と向き合っておられるオーナー様にとって、

「ガラスコーティングとプロテクションフィルムって、

結局のところどっちが良いのだろうか」と、思われることがあるかもしれません。

 

確かに、「ガラスコーティング」も「プロテクションフィルム」も、

お車を良い状態に保つ点で助けになる素晴らしいカーケアアイテムです。

 

それで、このコラムでは、

そんな「ガラスコーティング」と「プロテクションフィルム」について、

それぞれのメリットやデメリットなどから比較解説していきます。

 

このコラムが、検討中の皆さまにとって、少しでも助けになればと思います。

 

そもそも、「ガラスコーティング」「プロテクションフィルム」って?

ガラスコーティングとは?

ガラスコーティングとは、シリカやポリシラザンといった、

ガラス成分を主体としたコーティング剤のことです。

 

コーティング被膜の厚みは、0.1~0.3ミクロンほどのとても薄い膜厚ですが、

それでも塗装表面に塗布し定着することで、ボディには硬いガラス被膜が形成されます。

 

これによって、優れた防汚効果や美観性(光沢)の向上を期待することができます。

プロテクションフィルムとは?

プロテクションフィルム(PPF)とは、

基本的に150μ以上の厚みを持つ透明ウレタン製フィルムです。

 

柔軟性と伸縮性に優れたこのフィルムをボディの上に貼ることによって、

飛び石や生活傷などの外的要素から、ボディを保護することができます。

 

また、高光沢仕上げのフィルムになっているため、

プロテクションフィルム(PPF)を施工することで、ボディの光沢感も向上します。

(※マット仕上げのPPFを除く)

 

ガラスコーティングのメリット・デメリットとは?

メリット01.汚れが付きにくく落としやすくなり、洗車がラクになる。

ガラスコーティングを施すことで、塗装表面には硬いガラス被膜が作られ、

いわば1枚の薄い膜ができることになります。

 

また、ガラスコーティングでは、基本的にガラス被膜の上に、

親水または撥水性能を持つトップコート層が形成されます。

 

そのため、コーティング未施工時に比べて、

ボディは汚れが付きにくくかつ落としやすい状態になります。

 

洗車をしたときに、汚れがサッと落ちていくので、

洗車・メンテナンスの時間を短縮することができるのです。

メリット02.ガラス被膜特有の、透明感のある艶と輝きが生まれる。

ガラスコーティングが人気を博している理由の一つに、

その特有の艶と輝きがあります。

 

硬くて透明度の高いガラス被膜は、パリッとした鋭い輝きを生み出します。

 

また、この透明感のある艶は、淡色車・濃色車ともに作り出され、

赤・青・黄色などの彩色車では、より鮮やかな色味を表現するようになります。

メリット03.3年~5年程度のコーティング効果を期待できる。

ガラス被膜は熱に強く、塗装表面への定着性も高いため、

一般的に「3年~5年」程度の耐久性・持続性を持つと言われています。

 

もちろん、この「3年~5年」という年数は、

コーティング塗布のための十分な下地処理が行われていることを前提としての話です。

そうでなければ、その半分も持続しないでしょう。

 

とはいえ、ガラスコーティング自体は、

それだけ高い防汚効果を持つ素晴らしいアイテムだ、というわけなのです。

デメリット01.メンテナンスが不要になるわけではない。

ガラスコーティングは、優れた防汚効果を発揮するカーケアアイテムですが、

とはいえ、これによってボディに悪影響を与えるすべての外的要素に、

打ち勝てるわけではありません。

 

たとえガラスコーティングを施していたとしても、

放っておけばイオンデポジット(初期の雨染み)はボディに必ず付着しますし、

花粉や鳥糞などは、それらに含まれる有機酸や酸性物質が、

コーティング被膜は疎か、塗装面も融解・浸食していきます。

 

ですから、ガラスコーティングを施せば”メンテナンスは不要”になる、

というわけでは決してありません。

 

コーティング被膜を労ってサポートしてあげるためにも、

「メンテナンスは欠かせない」要素なのです。

デメリット02.傷が付かなくなるわけではない。

「ガラスコーティングを施せば、傷が付かなくなりますよ」と、

謳っているお店やホームページが少なからずあることは事実です。

 

しかし現実は、ガラスコーティングをしても、傷は付きます。

 

なぜなら、上述したように、そもそもガラスコーティングは、

硬いガラス被膜とはいえ、その厚みは0.1~0.3ミクロンほどしかないからです。

 

ですから、洗車機を使えばもちろん回転ブラシの傷が入りますし、

手洗い洗車であっても使用するタオルの素材や、

ボディに付着していた微小なチリやごみを巻き上げることによって、

傷が入ってしまうことが十分にあり得ます。

 

ガラスコーティングには、優れた防汚効果と美観性の向上という、

大きなメリットがありますが、

ボディを傷や飛び石などから保護できるものではないのです。

デメリット03.パーツ素材によっては、本来の定着性や持続性を得られない。

ガラスコーティングは、基本的に塗装面だけでなく、

樹脂パーツやメッキモールなどにも塗布することのできるアイテムです。

 

とはいえ、含有する成分によっては、樹脂パーツやメッキ部に塗布すると、

変色などのトラブルを起こしてしまう可能性もゼロではありません。

よく確認されてからご検討なさることをおススメします。

 

また、ガラスコーティングは、塗装表面にはしっかりと定着するものの、

樹脂パーツやメッキ部では、その定着性は弱くなります。

 

よって、パーツ素材によって、

コーティングが持つ本来の効果や持続性が得られないことがある、

という点も覚えておかれると良いでしょう。

 

プロテクションフィルムのメリット・デメリットとは?

メリット01.飛び石や擦り傷・生活傷からボディを物理的に保護できる。

プロテクションフィルム(PPF)は、

ラミネートフィルムと同じくらいの厚み(150ミクロン)を持つ、

ポリウレタンフィルムです。

 

このポリウレタンフィルムは、伸縮性と柔軟性に優れているため、

ボディ形状にピタリと沿う形で貼り付けられます。

 

これにより、擦り傷や生活傷、

さらには花粉や鳥糞などの様々な外的な要因から、

塗装表面を物理的に保護することができます。

 

また、その伸縮性と柔軟性が「衝撃緩和機能」として働くため、

走行中に飛来する飛び石の衝撃を吸収し、ボディの損傷リスクも軽減します。

 

加えて、近年のプロテクションフィルムには、

フィルム自体に「自己修復機能」が加わったタイプのものが増えています。

 

フィルムに付いた軽微な擦り傷であれば、

熱によって自然に傷が消えていく、という特長があります。

メリット02.紫外線(UV)をカットし、塗装の劣化や退色・変色を防ぐ。

プロテクションフィルム(PPF)の中には、

紫外線(UV)カット層を組み込んだものもあります。

 

例えば、代表的なプロテクションフィルムである、

XPEL社の「アルティメットプラス」では、

UVを90%以上カットする形でのフィルム組成となっています。

 

紫外線(UV)は、塗装の劣化や体色・変色に大きな影響を与えるため、

プロテクションフィルムを貼ることによって、

それらのトラブルを防いだり、劣化のスピードを遅らせることができます。

メリット03.剥がして元のボディを取り戻すことができる。

プロテクションフィルム(PPF)は、一度貼ってしまったら終わりというわけではなく、

再剥離性を持ち、剝がすことが可能なフィルムになります。

 

特に、XPEL社の「アルティメットプラス」では、

剥がす場合も糊残りも少ない形に設計・開発されているため、

剥がしても状態の良い形で元のボディを取り戻すことができます。

デメリット01.一番の目的は「ボディの保護」であり、美観性ではない。

プロテクションフィルム(Paint Protection Film)は、

その言葉の成り立ち通り「塗装面を保護するフィルム」です。

 

ですから、ボディを飛び石や擦り傷、

紫外線や汚れなどから保護することを一番の目的としています。

 

そして、パーツの端から端まで貼り付けるとはいえ、

継ぎ目部分や縁などでは、どうしても段差ができてしまいます。

 

そのため近くで見ると、その段差や隙間などが、

どうしても気になってしまうということもあり得ます。

 

あくまでも、ボディの保護であり、

美観性の向上を期待しすぎてはいけないアイテムなのです。

デメリット02.耐用年数があり、劣化や貼替えが必要になる。

プロテクションフィルムも、”フィルム”ですから一生モノではありません。

“実用”耐久年数としては「5年」と、当店ではご案内しています。

 

また、紫外線(UV)によって、

フィルムが黄ばむということはほとんどありませんが、

フィルムの孔子に微粒子が入り込むことによって、

それが黄ばみの原因になる可能性もあります。

 

よって、ある程度の年数で貼替えが必要になるものなんだ、

ということを覚えておく必要があります。

デメリット03.パーツ形状によっては、施工できない場合もある。

コーティングであれば、どんな形状であっても、

またどんな大きさであっても基本的に塗布することができます。

 

しかし、プロテクションフィルムの場合は、

湾曲のきついパーツや鋭角のパーツ、極小サイズのパーツに関して、

フィルムの特性上また定着性の観点から施工できない場合があります。

 

事前に専門店などにご相談の上、ご検討なさることをおススメします。

 

それぞれのメリット・デメリットを比較して分かること。

ここまででご紹介してきた、それぞれのメリット・デメリットを踏まえると、

「ガラスコーティング」と「プロテクションフィルム」では、

“何を主な目的としているか”という点で、両者には大きな違いがあることがわかります。

 

ガラスコーティングは、防汚効果と美観性の向上。

プロテクションフィルムは、ボディの保護。

 

これが、それぞれの主たる目的です。

 

大切な愛車に対して、自分が何を一番求めているのか、

どのような形で愛車と向き合っていきたいと思っているのか、

そこをよくご検討された上で、ご決定なさることをおススメします。

 

当店では、カーコーティング、プロテクションフィルムそれぞれに、

専任職人を置く専門店として、的確なご提案・ご施工を行うことができます。

 

「ガラスコーティング」と「プロテクションフィルム」、

どちらを選ぶべきか悩んでおられる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

執筆

執筆者

1972年創業 カーコーティング専門店

株式会社ウエラ名古屋

ガラスコーティング名古屋.com(https://procarcoat.com/

一覧へ戻る