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コラム

【専門店が教える】ディーラーコーティングって実際どうなの?コーティング専門店との違いは?

新車を購入予定のオーナー様の中には、見積りの段階で、

ディーラーから「ガラスコーティング」を勧められる方も多いことでしょう。

 

中には、お値引きの対象として、カーコーティングが提案されることもあります。

 

でも、実際のところはどうなのでしょうか?

カーディーラーのコーティングは、やった方が良いものなのでしょうか?

コーティング専門店との違いは何ですか?

 

そして、ガラスコーティングの”効果”や”持続性”という観点で見たとき、

ディーラーと専門店はどちらを選択するのが良いのでしょうか?

 

このコラムでは、そんなカーディーラーでのコーティングについて、

その実態や、専門店との違いについて詳しく解説していきます。

 

カーディーラーのコーティングは、実際どうなのか?

ではまず、カーディーラーのコーティングは実際のところどうなのでしょうか?

 

インターネット上の口コミや声を見てみると、良い評判があまり多くないのも事実です。

営業マンに勧められるがままに、ディーラーでやった方が良いのでしょうか?

 

これは正直なところ、

コーティングの”仕上がり”  “効果”  “持続性”という観点で考えた時、

お勧めできるものではない、と言えます。

 

なぜ、そう言えるのでしょうか?

これからその理由をご説明しましょう。

ディーラーの取り扱うコーティング剤自体の質が悪いというわけでは決してない。

まず取り上げておきたいのが、

そもそもディーラーコーティングで使用されるコーティング剤は、

粗悪なものが多いのか?ということです。

 

これは、必ずしもそうではないと言えます。

 

なぜかというと、

ディーラーが「ガラス」コーティングとして取り扱っている商品であれば、

それは専門店が取り扱うガラスコーティング剤と、基本的に遜色ないからです。

 

ですから、「ガラス」コーティングであれば、

そのコーティング剤自体の質は良いものと考えて良いでしょう。

 

しかし、注意すべきこともあります。

 

それはディーラーの中には、「ガラス」コーティングではなく、

「ガラス系」コーティングや「ポリマー」コーティングを、

コーティングプランとして提供しているケースも少なくないということです。

 

これは、大きな違いを生みます。

 

なぜなら、ガラス成分が主体の「ガラス」コーティングは、

3年~5年の耐久年数があるのに対し、

 

ガラス成分をいくらか含んでいる「ガラス系」コーティングは、

そもそも1年~2年程度の耐久性しかありません。

 

さらに「ポリマー」コーティングとなれば、

その耐久性は基本的に6か月程度になります。

 

ですから、ディーラーが取り扱っているコーティング剤が何なのかによって、

そもそもの”効果”や”持続性”に違いが生まれます。

 

まずは、そのことをしっかりと理解しておく必要があります。

なぜ「ガラス」コーティングなのに、ディーラーコーティングはイマイチなのか?

とはいえ、オーナー様の中には、

カーディーラーで、ちゃんと「ガラス」コーティングを行ったにも関わらず、

その仕上がりが良くなかった、効果が持続しなかった、と言う方もいます。

 

どうしてそのようなことが起きてしまうのでしょうか?

 

つまり、コーティング剤自体の質は問題ないにも関わらず、

なぜイマイチな結果になってしまうのでしょうか?

 

理由-その1:コーティング施工に欠かせない「下地処理」が不十分。

その一つ目の理由となるのが、「下地処理の不足」です。

 

本来、コーティング施工において一番重要となるのは、

コーティング剤というよりも、むしろ「下地処理」である、と言えます。

 

なぜかと言うと、そもそもコーティング剤をしっかりと定着させるために、

確実に行わなければならない工程が「下地処理」であり、

これが十分に行われて初めて、コーティング剤が持つ本来の力が引き出されるからです。

 

逆に言えば、いくら素晴らしいコーティング剤を採用していたとしても、

「下地処理」が不十分なら、それは”ただの無駄遣い”なのです。

 

さてこの点で、ディーラーのコーティングは、

正直なところ「下地処理」が不十分である言えます。

 

新車だからと、必要な処理(鉄粉・イオンデポジット除去、脱脂など)を十分に行わず、

ただ洗車機にかけたり、ただ水洗いだけを行って、

それで下地処理が終了ということも少なくありません。

 

そして、コーティングに関する詳しい知識のない整備士や、

時には営業マンが自らコーティングを塗布して、完成となるわけです。

 

これでは、コーティングの性能を最大限に引き出すことなどできません。

 

理由-その2:コーティング施工を安い金額で外注している。

2つ目の理由は、ディーラーコーティングは、

実はとても安い金額での外注作業であることも多い、ということです。

 

このことを、自動車評論家の国沢光弘氏は次のように語っています。

 

コーティングはディーラーにとって貴重な収入源になっている。

もし、ディーラーがお客様に提示するコーティング金額が8万円だったとして、

ディーラーが専門の下請け業者にコーティング施工を出す場合、

お客さんからいただく同じ8万円でそのコーティング作業を頼むことはあり得ない。

1台あたり1万円くらいの外注というケースも珍しくない。

つまり8万円のうちのほとんどが、何もしていないディーラーの利益になっている。

だから、レベルの高いものにはならない。

 

よくよく考えてみれば、この実態に納得なさる方も多いのではないでしょうか?

 

そうです、ディーラーは「車を売る」のが本業です。

カーコーティングはディーラーにとって、おいしい副業なのです。

 

理由-その3:コーティング施工に適した環境・設備が整っていない。

3つ目の理由として挙げられるのが、施工環境・設備です。

 

本来ガラスコーティングというのは、とてもシビアな商品です。

 

チリやほこりなどを極力入れないための密閉された空間や、

取り扱うコーティング剤それぞれに適した温度や湿度を保てる環境が必要になります。

 

また、定着を高めるための遠赤外線ヒーターなどをはじめ、

コーティング施工に欠かすことのできない設備も多く必要になります。

 

しかしこの点で、ディーラーでのコーティング施工では、

多くの場合こういった施工環境や設備が整っていません。

 

各種点検や車検作業などを行うその隣でコーティングが行われていることもあれば、

洗車して拭き上げた後、そのまま屋外でコーティングを塗布していることもあります。

 

極端な話、納車前にささっとコーティング施工を行って、

十分な乾燥も置かずにそのまま納車されたり、

 

コーティング施工後、屋内には保管されず、

あまざらしの屋外に何日も放置されてしまう、ということもあり得るのです。

 

カーディーラーと専門店、コーティング施工の違いは?

では、ディーラーコーティングの実態を踏まえた上で、

ディーラーとコーティング専門店とでは、どんな違いがあるのでしょうか?

 

今度は、その点についてご説明します。

コーティング専門店は、「下地処理」に時間をかける。

まず、その大きな違いの一つは、やはり「下地処理」です。

 

前述したとおり、カーディーラーでは、

十分な下地処理(鉄粉・イオンデポジット除去、脱脂など)が行われていない、

というのが実情です。

 

ですから、整備士や営業マンなどが行う場合は、

下処理からコーティング塗布まですべて含めて、

1時間もしくは2時間といったところでしょう。

 

また、外注作業として出された場合でも、

外注業者も安い金額でコーティング施工を請け負っていますから、

そもそも下地処理に多くの時間をかけることはできません。

 

赤字にならないためにも、

それ相応の時間で仕上げるしかないのです。

 

これに対して、コーティング専門店では、

下地処理に多くの時間を掛けます。

 

それは、たとえ比較的塗装状態の良い新車であっても変わりません。

 

例えば当店の場合、新車時のガラスコーティングは、

基本的に全体として1日作業です。

 

そして、実にその半分以上の時間を「下地処理」のために用いています。

 

なぜなら、その「下地処理」こそが、

コーティング被膜の定着性、ひいてはお車全体の仕上がりに影響するからです。

施工環境・設備の充実性が異なる。

2つ目の点は、施工環境や設備の充実性です。

 

前述した通り、ディーラーは車を販売し、整備することが本業です。

ですから、コーティング施工に適した環境や設備が整っているわけではありません。

 

つまり、ディーラーコーティングに大きな期待を寄せるのは、

そもそも難しいところがある、というわけです。

 

これに対して、コーティング専門店は、

当たり前ながらコーティング施工に適した環境・設備を整えています。

 

ですから、コーティングの”仕上がり”  “効果”  “持続性”という観点で考えた時、

やはり専用の設備環境が整った専門店に依頼する方が、

オーナー様にとって大きなメリットがあるのです。

専門店は、豊富な知識と経験を持つコーティング専任スタッフがいる。

日本には、「餅は餅屋」という言葉が昔からあります。

 

餅は餅屋のついたものがいちばんうまい。

その道のことはやはり専門家が一番であるということを例えたものです。

 

これは、車に関してもそうでしょう。

 

車自体に関すること、車の整備に関すること、

これは「ディーラー」が専門家です。

 

でも、カーコーティングのこと、車のボディをきれいに保つこと、

それは間違いなく「コーティング専門店」が、一番の専門家です。

 

何年もの時間を掛けて、

コーティングに関する知識と経験を積み上げた専任スタッフだからこそ、

コーティング剤の性能を最大限に引き出した最高の仕上がり、

本当に美しく輝く一台を創り出せるのです。

 

まとめ

ここまでで、ディーラーコーティングは実際のところどうなのか?

またコーティング専門店とどんな違いがあるのか?、解説してきました。

 

コーティングは、とてもシビアな商品であり、

それには専用の環境や設備、十分な知識と経験を持った職人が必要です。

 

ですから、ガラスコーティングの施工は、

やはり専門店にお願いするのがベストでしょう。

この記事が、ガラスコーティングを検討しておられる方にとって、

少しでも助けになればと願っています。

 

執筆

執筆者

1972年創業 カーコーティング専門店

株式会社ウエラ名古屋

ガラスコーティング名古屋.com(https://procarcoat.com/

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