―ウエラ名古屋に入社して何年ですか?
転職でこの会社に入って9年目になります。
最初に就職したのは、京都のシティホテルです。フロントをはじめとするホテル業務全般をしていました。
その後、石川県のガソリンスタンドで営業をしていました。
―ガソリンスタンドではどんな仕事をしていましたか?
ガソリン以外のサービスをお客様に販売する営業職でした。洗車、車両販売、自動車保険、車検などです。その中の一つが全国にフランチャイズ展開しているカーコーティングだったんです。(※以降FCコーティングと表記します) |
 |
FCコーティングは今では5,500店舗程ありますが、当時でも全国に約4,500店舗を展開していたところです。夏と冬の年2回、売上や施工台数を競うFCコーティングのコンテストがあって、私の勤めていたガソリンスタンドは2~3年連続で全国1位の成績を収めていました。
私はその中でトップセールスの一人として働かせていただきました。
―「お客様が求めているもの」とは、具体的にどんなことですか?
まず、FCコーティングのお客様はあまり車に関心を持っていらっしゃいません。コーティングに対しての知識もほとんどなく、洗車の手間を省きたいな、という感じです。なので、そのようなお客様にとっては、FCコーティングの選択もありなんじゃないかと思います。
一方、ウエラ名古屋のお客様は
車への関心が高く、車へのこだわりを持っていらっしゃいます。そして、
いつまでもきれいな状態を保ちたいと考えています。そのため、コーティングについても、色々と試したり調べたりしている方が多いんです。
【近岡が感じたウエラとFCコーティングのお客様の違い】 |
|
ウエラ名古屋 |
FCコーティング |
車への関心 |
関心が高い。
車にこだわりがある。 |
関心が低い。 |
コーティングに求めているもの |
きれいな状態を長く維持したい。 |
洗車の手間を省きたい。
撥水に期待。 |
コーティングの知識 |
色々と試したり、調べたりしてより良いコーティングを探している。 |
ほとんど知らない。 |
―FCコーティングとウエラ名古屋ではどれくらい施工時間が違いますか?
FCコーティングは、通常のコーティングならば1時間30分程度で仕上げます。高級なコーティングでも半日預かりです。できるだけ多くの車を施工するために、人手が足りないときには施工スタッフ以外も駆り出されていました。
例えばアルバイトでも、施工方法を半日勉強すればお客様の車にコーティングをすることができます。だから、私もFCコーティングの施工はすべて行うことができますよ。
ウエラ名古屋の場合は、オーソドックスな車種の新車で、High-Qは1日預かりで約6時間、Diamond9Hだと3日預かりで約20時間かけて施工します。
そして、施工はすべて専門の職人が行っていますので、私にはできません。ウエラ名古屋ではクリーニングならクリーニング職人、コーティングはコーティング職人が施工をします。 |
 |
例えば、10年の経験があるクリーニング職人でも、コーティングをすることはできません。それだけ一つひとつの施工に専門的な技術の高さが求められるんです。
【近岡が感じたウエラとFCコーティングの時間の違い】 |
|
ウエラ名古屋 |
FCコーティング |
施工時間
(オーソドックスな車種の新車の場合) |
High-Q
1日預かり(約6時間) |
通常コーティング
約1時間30分 |
Diamond9H
3日預かり(約20時間) |
高級コーティング
半日預かり |
施工スタッフ |
施工内容ごとに専門の職人しか行えない。 |
半日勉強すれば誰でも施工することができる。 |
―その他にFCコーティングとウエラの違いを感じたことはありますか?
技術力の違いですね。
前職で、高級コーティングを施工したことがありました。通常よりもはっ水力も高く、ツヤも出たのでお客様も喜ぶだろうと思っていたんです。しかし、納車のときお客様に「本当にこれでコーティングしたの?」と言われたんです。ウォータースポットが残っていたことや、傷が埋まっていなかったためです。その時の僕は「変なお客様が来たな」と思っていました。いくら高級なコーティングでも、ひどい汚れは取れないものだと思っていたからです。FCコーティングでは、そのお客様の言葉をクレームとして処理していました。
でも、ウエラに来て、あのお客様が言いたかったことが理解できました。お客様の言葉は正しくて、決してクレームではないということに気付いたんです。
本当の磨きとコーティングをすれば、お客様の希望を実現できるということを、FCコーティングの知識しかなかった当時の僕には理解できなかったんです。
ウォータースポットの汚れがひどかった車の別のお客様には、全塗装をすすめたこともあります。当時はある程度汚れは取れても、完全には取れないと思っていました。だから、きれいにするためには、全塗装するしかないと判断しました。でも、ウエラだったら、全塗装をしなくてもきれいにすることができただろうと思います。
コーティングの2大要素は
「良いコーティング剤」とボディーをきれいに仕上げる
「磨きの技術」です。ウエラは下処理にしっかり時間をかけるので、車を本当にきれいにすることができるんです。
―お客様へのコーティングの説明には違いがありますか?
FCコーティングのお客様は、手軽なはっ水効果を期待する方がほとんどなので、価格・施工時間・はっ水期間くらいの説明でしたね。
ウエラの場合は、非常に説明が長くなります。コーティングの成分や雨や花粉・黄砂からボディーをどう守るのかといった基本的なことはもちろん、具体的なお悩みをどうすれば解決できるのかをじっくりとお話します。
お客様に納得してお車をお預けいただけるように、僕自身も勉強して知識を蓄積しています。
FCコーティングにはFCコーティングの良さがあって、ウエラにはウエラの良さがあります。大切なのは、そのお客様のニーズを汲み取って、お客様にご満足いただけるサービスを提供することだと思っています。 |
 |
―今後の目標を教えてください。
Diamond9Hの良さをもっと多くのお客様に伝えていきたいですね。
Diamond9Hは重ね塗りができるコーティングなんです。ウエラでは5層に重ね塗りをしています。だから、防汚効果もすごく高いんですよ。
先ほど、コーティング被膜の上に汚れが蓄積する話をしましたが、High-Qの場合は、あまりにひどい汚れの場合は、汚れを落としきれないことがあるんです。コーティング被膜に固着した汚れを落とそうとすると、コーティング被膜まで剥がれてしまうからです。 |
 |
ところが、Diamond9Hはコーティング剤自体も強力なうえに5層に重ねてあるので、High-Qよりも強く洗浄してもコーティング被膜が取れることはありません。メンテナンスをするたびに元のツヤがよみがえるのを感じて頂けると思います。
これまで色々なコーティングを試したけれど納得できなかった方には、ぜひ一度
ウエラのコーティングを試して、「本当のきれい」を体感していただきたいですね。