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ポルシェGT3 RS ガラスコーティング 渾身の作が完成です。
ポルシェ・ジャパンが、2007年モデルのポルシェで発売した一台が「911 GT3 RS」。
レース参戦を念頭に置いたモデルだとか。
現在でも1500万円ほどで売買されている希少価値の高いお車が入庫しておりました。
もともと、当店へはフロントガラスのウィンドーリペアでのご来店でした。
フロントガラスに飛び石を受けて、
修理のために店内で30分ほどお待ちいただいておりましたところ、
実は、ウエラ名古屋がコーティングで有名なお店だったということにお気づきになり、
磨きの現場を見ているうちにご自分の愛車にもコーティングしたいと思われたようです。
「この車、今日置いていくから…」
対応した吉江マネージャーが
「と、言われましてもご予約がいっぱいでございまして最短でも、5月21日からしか作業できないんです…」
このやり取りが4月21日です。
「普段は使っていない車だからいいですよ」
とのことで、ようやく一ヶ月後の作業となりました。
実際には、他の作業が順調に進んだこともあって少し早くから手を付けられたのですが、
長い間、大変お待たせしました。
オーナー様はGT3 RSへの愛着がとても強く、大変大切にしておられました。
なので、ボディも、2007年(11年前)の塗装とは思えないほど良い状態でしたが、
そこはやはり、経年傷などありました。
このような傷や、
色のくすみも見られます。
一見、綺麗に見えるボディも、コーティング職人の目には、本当の姿が見えてしまいます。
今回担当させていただいたのは、ポルシェ大好きな舟橋でした。
自分の車の様に、愛情を込めて磨く舟橋。その様子がこちら(音は出ませんのでご安心ください。)
このようにして、ポルシェGT3 RSをしっかりと磨き上げていきます。
こうして磨きあがった状態がこちらです。
傷がなくなり、ぼやけたライトの光がくっきりと写り込んでいるのが分かります。
他のパーツも同じように、
綺麗になりました。
しかし、コーティングはまだこれからです。
同じく舟橋が、磨き上げたボディに優しく愛情を込めてコーティングをしていきます。
コーティングによって得られるガラスコーティング特有の艶がこちら。
ヌメッとしていますね。美しいです。
その後、コーティング被膜の硬化を早めるために、遠赤外線ヒーターでの焼き付けをします。
こうしてコーティングが完成したポルシェGT3 RSがこちら。
弊社の都合で大変長くお待たせいたしまたが、舟橋はじめ、ウエラ名古屋の渾身の作でございます。
オーナー様。この度は私たちに大切なお車を長期間お預けくださいまして、誠にありがとうございました。
これからも、洗車やメンテナンスなど、お客様の楽しいカーライフをサポートさせて頂きます。
今後ともウエラ名古屋をよろしくお願いいたします。
以上ウエラ名古屋代表、森下でした。
さてさて、ポルシェGT3 RSの後ろに、またまた、珍しいお車が…
約40年前のお車、ケンメリです。
でも、これはまた別のお話。