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幻の旧車ケンメリ。47年前の車がピカピカに。オーナーは山﨑武司さん。
「社長!いいクルマ見つけちゃったよぉ~。ケンメリ」
その電話は4月頃のこと、電話の主は山﨑武司さんでした。
「状態がバリバリによくてさぁ。買うかどうかめっちゃ悩んじゃってぇ」
「悩んじゃってるなら買っちゃいましょう!」
そんな会話をしてから数か月がたったある日。
「本当に買っちゃったから、またコーティングお願い!」
という事で
47年前に生産され、社会現象にまでなった日本を代表する往年の名車スカイライン「ケンメリ」。
弊社には46年の歴史がありますが、
株式会社ウエラ名古屋となってからは初入庫です。
前オーナー様も大切に乗ってこられたのでしょう。
入庫時でも、大変綺麗な状態ではありました。
とは言え、
特殊な光を当ててボディを見るとそこには、
無数の磨き傷やくすみが発見されました。
そこで、
山﨑さんの、そして日本の宝といっても過言ではないこの貴重なケンメリを、
磨き職人、前田昂之が担当することとなりました。
時刻は定時を過ぎた午後6:10。
前田が時間も忘れて、無心になり、磨き上げていきます。
すると、どうでしょうか。
若干くすんだ古い塗装が、また輝きを取り戻しました!
蛍光灯もはっきりと映り込み、まるで鏡のようです。
旧車ということもあって、クリア塗装が薄くなっているところもあり、
磨きすぎてしまうと、ボディには負担が掛かりすぎてしまいます。
なので、長年の経験と匠の技を駆使して、丁寧に丁寧に磨き上げました。
さて、磨きが終わると、
今度はウエラ名古屋が誇る最高級コーティング「Diamond9h」の塗布に入ります。
今回も、山﨑武司スペシャルで10層コートを施していきます。
その様子がこちら。
朝から晩まで一日8時間を一週間
塗ってはのばし、塗ってはのばしを繰り返していきます。
そうしてようやく完成した「ケンメリ」がこちら。
白さが増して、新たな輝きを放ちました。
47年前にはガラスコーティングなど存在していませんでした。
ですから当時の新車で納車された時よりも美しくなっているはずです!
半世紀の時を経た今でも、カッコよく美しい!
多くの人を虜にした理由が分かります。
後日、山﨑さんご本人が引取りに来店されました。
その第一声は「おぉ」
「また、ピッカピカになっちゃったね~」
と大変ご満悦のご様子。
「そりゃあ、一生懸命に磨き上げましたから。100点の出来ですよ」
その後、ピッカピカになったケンメリの初乗り企画で猿投グリーンロードへと。
今の車に乗りなれているせいか、正直、乗り心地は良くありません。
と言うか、はっきり言って最悪です。
でも、エンジンのサウンドは最高です。
低音から突き上げてくる爆音が、加速感をさらに演出します。
走りも悪くない。
「あっ。これがクルマってやつなんだな」
改めて「クルマ」っていう乗り物の原点を見た気がしました。
日本の高度成長期を支え、人々の憧れや夢の一つであった「クルマ」。
若者の車離れが進む昨今ではありますが、今一度「名車」に触れることで、
「クルマ」の魅力がこれからの時代の人々にも伝わると良いなと思いました。
さてさて、この時の様子を動画にまとめました。
ぜひぜひご覧ください!
これからも、ウエラ名古屋はクルマをこよなく愛する皆様のカーライフをサポートさせていただきます。
オーナー様の様々なご要望に応えるべく、
専門スタッフが皆様をお待ちしております。
お気軽にご相談くださいませ。
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