ブログ
山﨑武司86/BRZレース第8戦 in ツインリンクもてぎ 9/22
皆さんこんにちは!
ウエラ名古屋代表の森下です。
災害の多い一年。先週も台風が日本を縦断しましたが、被害などはありませんでしたでしょうか。
9/22(土)茨木県のツインリンクもてぎでは、86/BRZレース第8戦が開催されておりました。
本日はその模様をお伝えします。
今回の出走台数は72台。
山﨑さんはクラブマン①で朝一番の8:55からの予選スタートとなりました。
前日からの雨の影響でまだ路面が濡れており、2組目に比べるとやや不利かなと。
結果、不完全燃焼でタイムが伸びず、B決勝の13番グリッドに決まります。
鈴鹿も難しいコースだそうですが、このもてぎもテクニックが必要だそうで、
最高速から一気に100㎞/以下に急減速する難所が4ヶ所もあります。
パンフレットに説明されていた観戦ポイントにはこうありました。
ツインリンクもてぎの場合、加速で追い抜くのが難しいので、ブレーキ勝負になります。オーバーテイクを仕掛けていくときは、その(追い抜きをする)コーナーだけではなくて、一つ前のコーナーから勝負が始まります。そこで相手に立ち上がりが苦しくなるラインを通らせて、自分はベストラインでスピードを乗せて次のコーナーで追い抜く。そういった駆け引きや心理戦が一つ前のコーナーから始まっています。特にグランドスタンドからは、ビクトリーコーナー~第1コーナーや、第2コーナー~第3コーナーが一望できるので、グランドスタンドで観戦されるさいには、最初の駆け引きのところから注目してみてください。
つまり、コーナーでの駆け引きが見どころという訳ですね。
その点を踏まえて、山﨑さんに今回のレース前の感触を尋ねてみると、
「その感覚が掴めないんだわ。どこでブレーキを踏んで減速すればいいか、コースを把握しきれない。」
と、悩んでおられる様子でした。
チームメイトの吉田選手を予選に送り出す山﨑さん。
その後ろ姿が苦悩を感じさせます。
チーム助監督の藤川さんと、吉田選手の戦況を確認する山﨑さん。
テクニカルスタッフとも作戦を確認します。
いよいよ決勝のスタートです。
目標は「8台抜きの5位!」
分かりづらいですが、中央左に固まる赤系統のマシーンの2台目が山﨑さん。
シグナルに上手く反応して、スタートを成功させました。
第1コーナーに突入する時点で2台を交わします。
毎回、スタートダッシュを成功させるそのコツについて尋ねると、
「スタートは反射神経。信号が青に変わるタイミングはランダム。だからシグナルが消えたらすぐに反応するだけ」
簡単に言いますが、やはりそこは150㌔の球を打ち返してきたアスリートの能力なのでしょう。一般人とは違います。
ちなみに、プロのピッチャーが150㌔の球を投げて、キャッチャーに届くまでがわずか0,44秒。
その一瞬の間に、球種を見極め、ストライクかボールか、打つか打たないか、判断し、実際に打ちそれがヒットかホームランになる。
その積み重ねが1,834安打 403本塁打 。
こうして見ると改めて凄い記録だということが分かります。
さてレース中盤にはさらに順位を上げます。
6位まで順位を上げる山﨑さん。なんと、7台抜きです。
その後、さらに1台を交わし5位となり、ついには3位争いにまで絡み始めます。
しかし、その後、周回を重ねるたびに、立ち上がりで置いていかれようになります。
最終は一つ順位を下げて6位でフィニッシュ。
レースを終えピットに戻る山﨑さん。
3位争いにも絡む、とても面白いレース展開でしたが、
「周が足りなかった。もっと予選順位を上げてレースに臨みたかった。急には覚醒せんなぁ」とぼやきも。
次回はいよいよ、鈴鹿での最終戦。
「練習できるコースだから、しっかり準備して納得できるレースがしたい。」と次回のレースに向けての抱負も語ってくださいました。
本人的には納得の行かないところもあったかもしれませんが、7台抜きの6位はあっぱれ!
欲を言えば表彰台ですが、それは、得意なコース、次回10/27(土)の鈴鹿に取っておきましょう!
————————-
ウエラ名古屋は、山﨑武司さんを応援しています!
https://procarcoat.com/yamasaki.html
————————-
元プロ野球選手・レーシングドライバー山﨑武司さんとの対談が実現!
その詳しい内容は、今すぐ下記URLからご覧ください。
https://procarcoat.com/special-talk.html
————————-
山﨑武司さんの愛車「ランボルギーニ アヴェンタドール」に、Diamond9H 10層施工しました!