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コラム

【専門店が教える】洗車傷って何? ガラスコーティングしたら付かない? 対策と注意点は?

愛車のボディに、上の写真のような「傷」を見つけたことはありませんか?

 

たぶん多くの方が、「見たことがある」とお答えになられることでしょう。

そして実のところ、この写真の傷に関しては、人によって様々な反応が見られます。

 

「あれ?こんな傷を付けた記憶はないし、いつも定期的に洗車してるのだけど…。」

という方もいれば、

「なぜ?ガラスコーティングまでして、傷が入らないように注意してたのに…!」

という方もいらっしゃるというわけです。

 

さて、この傷はいわゆる「洗車傷」と呼ばれるものです。

 

では、この「洗車傷」とは一体何なのでしょうか?

どのような時に「洗車傷」は入ってしまいますか?

 

また、「コーティングすれば、傷が付かなくなりますよ」といった謳い文句で、

ガラスコーティングを勧める施工店がありますが、本当にそうなのでしょうか?

 

そして、「洗車傷」に対しての、具体的な対策や注意点はありますか?

 

このコラムでは、そんな「洗車傷」関するたくさんの疑問に関して、

カーコーティングの専門店が徹底解説していきます。

 

そもそも「洗車傷」って何?

そもそも「洗車傷」とは、一体何なのでしょうか?

 

これはその言葉の通り、お車を洗車したりお手入れしたりする時に、

ボディに付いてしまう傷のことです。

 

どれだけ気を付けていたとしても出来てしまうというケースが非常に多く、

そのため、いかに「洗車傷」をなるべく発生させないようにお手入れするか、

そこが大きなポイントになると言えます。

 

また、この「洗車傷」は、もちろんどのボディカラーにも発生するものですが、

とはいえ淡色車では、この傷は比較的目立ちにくく・気づきにくく、

逆に濃色車、特にソリッド黒の場合は目立ってしまう傾向にあります。

 

「洗車傷」を生み出してしまう5つの原因。

では、この「洗車傷」は、何が原因となって起きてしまうのでしょうか?

ここでは、その要素となる5つの要因をご紹介します。

原因01.洗車に使用しているスポンジやタオルの素材が硬い。

その1つ目の要因は、洗車の時に使用するタオルやスポンジです。

 

実のところ、硬くて目の粗いスポンジやタオルなどを使用すると、

ボディには摩擦による大きな負担が掛かるため、傷が入る可能性が高くなります。

 

「汚れがよく落ちるから」といった理由で、硬い素材の雑巾や、

繊維が硬くなった使い古しのタオルなどを洗車用として使うと、

思わぬ被害に遭うことになるのです。

原因02.洗車する時や拭き上げる時、強くボディを擦っている。

2つ目の要因は、洗車の仕方に関係しています。

 

例えば、オーナー様の中には、

「ボディをゴシゴシ洗う = 洗車した気持ちになる」という方も、

少なからずいらっしゃることでしょう。

 

でも、”自分”にとって「気持ち良い」と感じる洗車が、

“車のボディ”にとっても「気持ち良い」とは限りません。

 

力を入れてゴシゴシ洗ってしまうと、

間違いなくボディには負担が掛かり、傷の原因となるのです。

原因03.ボディに付着した砂やゴミを、最初にしっかり洗い流していない。

車のボディにはいつも、目に見える大きさの砂や泥から、

微小なチリ・ゴミまで様々なものが付着しています。

 

そして、そういった砂やチリがボディに残ったまま洗車を始めると、

ボディとタオルとの間にそれらが絡まり・転がり・擦られるため、

傷を付ける原因となり得ます。

 

ですから洗車する時には、まず最初にボディに付着した砂やゴミを、

水だけでしっかりと洗い落しておかないと、思わむ傷を招くのです。

原因04.自動洗車機を利用している。

4つ目の要因は、自動洗車機です。

 

最近の洗車機に採用されているブラシは、

以前に比べると傷が入りにくいなど進化を遂げているようです。

 

とはいえ、基本的に回転するブラシによって、

ボディに付いた汚れを除去する仕組みの洗車機では、

やはり相当な摩擦が起きるため、どうしても「洗車傷」は入ってしまいます。

 

また、洗車機のブラシの中には、

他の車に付着していた砂やゴミが絡まったままになっていることもあります。

それによって、ボディが傷付いてしまう可能性もあるのです。

原因05.ボディの温度が高くなる時間帯に洗車している。

5つ目の要因は、洗車を行うタイミングです。

 

そもそも、塗装表面というのは、熱に大きな影響を受けます。

 

塗装表面の温度が高くなればなるほど、

塗装は柔らかくなり「洗車傷」が入りやすい状況になります。

 

ですから、特に夏場の昼間の洗車などは、

塗装表面の温度が非常に高くなるため、

一番気を付けるべきタイミングと言えます。

 

また、そもそも塗装の硬さは、自動車メーカーによって異なります。

それで、元々柔らかい塗装を採用している車種では、

傷の入るリスクがより高くなると言えるでしょう。

 

ガラスコーティングすれば「洗車傷」は付かなくなるの?

さて、ガラスコーティングを行っている施工店の中には、

「コーティングすれば、傷が付かなくなりますよ」と謳っている所もあります。

 

もし本当にそうなら、”最高のカーアイテム”となるわけですが、

実際のところはどうなのでしょうか?

 

カーコーティングを扱う専門店としての答えは、

ガラスコーティングしていても、”傷は付きます”。

 

硬くて熱に強いガラス被膜とはいえ、洗車機などの高回転ブラシで擦られると、

その被膜に傷が入ってしまう可能性は十分にあるのです。

 

とはいえ、ガラスコーティングを施すことによっても”メリット”もあります。

 

それは、ガラスコーティングによって汚れが付きにくく落としやすくなるので、

洗車の時にチリや汚れによって傷が入るリスクも少なくなるということです。

 

洗車の最初で汚れやチリなどを水で洗い落とす時に、

コーティング未施工車に比べて、そういったものが流れ落ちやすくなるのです。

 

ですから、傷が入らなくなるというわけでは決してありませんが、

少しでも傷の入るリスクを減らしたいという方にとって、

ガラスコーティングは有用なアイテムと言えるのです。

 

「洗車傷」をなるべく付けないための対策と注意点とは?

では、「洗車傷」をできる限り付けないようにするために、

どんな具体的な対策を取ったり、注意を払ったりすることができるでしょうか?

 

最後にその点を取り上げたいと思います。

洗車に使用するスポンジやタオルは、素材を慎重に選ぼう!

1つ目の点は、洗車の時に使用するスポンジやタオルの素材として、

できるだけ柔らかいタオルやスポンジを使用するのがお勧めです。

 

柔らかいと汚れが取れないようなイメージになるかもしれませんが、

近年販売されている洗車用品はそういった点もクリアしていますので、

安心してご利用いただけると思います。

 

例えば、スポンジであれば、

素材としてウレタン・セルロース・PVA・ムートンなどの中から、

基本的には選ぶと良いでしょう。

 

ただし、それぞれに洗い用・拭き上げ用など、

洗車の中での適したタイミングや役割がありますので、

よく確認してから使用なさることをお勧めします。

 

また、タオルの場合は「マイクロファイバークロス」を選びましょう。

 

当店でも、ガラスコーティングなどでご入庫くださるすべてのお車には、

「マイクロファイバークロス」を使用しています。

 

繊維が細いため、非常に柔らかいタッチで洗車することができます。

 

また、繊維の構造として無数に穴が空いているため、

吸水性にも優れており、洗車後のふき取りがスピーディになります。

 

ぜひ、そういった洗車用品を揃えましょう。

洗車機の使用はなるべく控えよう。洗車はできる限り手洗いで!

2つ目の点は、やはり洗車機の使用を控えるということです。

 

もちろん、どうしてもお手入れする時間がない場合は、

放置するよりも洗車機に入れた方がボディにとっては良いでしょう。

 

とはいえ、洗車機を使用すれば、

回転ブラシによる「洗車傷」が付いてしまうことは確実です。

 

それで、できる限り「手洗い」で洗車なさることをお勧めします。

 

洗車機は、あくまでも洗車ができないほど忙しい時の、

最後の選択肢としておくのが良いでしょう。

 

また、洗車機の中には、回転ブラシを使わずに、

すべての洗車工程を高圧洗浄のみで行うものもありますので、

それを利用するのが良いでしょう。

 

いずれにしても、傷のリスクをできる限り防ぎたいなら、

愛情を込めた手洗い洗車がベストですね。

水だけでのボディ全体の洗い流しからスタートするのが「肝」。

3つ目の点は、洗車の仕方です。

 

洗車する時には、まず「水だけ」でボディ全体を洗い流し、

汚れをしっかりと落としましょう。

 

このタイミングでは、決してスポンジやクロスを使用してはいけません。

 

あくまでも”水だけ”で、できる限りの汚れを落としておくことが、

「洗車傷」のリスク減らす重要なポイントとなるのです。

 

家庭用の高圧洗浄機などがあれば、それを使用していただくのが一番ですが、

もしない場合は、シャワーノズルを「ジェット」にして使用しましょう。

 

もし、シャワーノズルもお持ちでない場合は、

ホースの先をつぶして水圧を高めて、汚れを洗い落としましょう。

洗車する時は、涼しい時間帯を選ぼう!曇天もおススメ。

青空が広がる雲一つない晴天の日に行う洗車は、

清々しくて気持ちの良いものです。

 

とはいえ、そういった日は塗装表面の温度が上がりやすく、

「洗車傷」のリスクが高い条件と言えます。

 

それで、できるなら日陰の場所で涼しい時間帯に、

洗車なさることをお勧めします。

 

もし、カーポートなどがなく、日陰を作り出せない場合は、

曇天の日に行うことも良いですね。

 

そうするなら、夏の暑い時期でも、

「洗車傷」が発生するリスクを抑えることができます。

 

「傷」を防ぎたいなら、プロテクションフィルムという選択肢も。

ここまでの部分で、できる限り「洗車傷」を発生させないための、

具体的な対策や注意点についてお伝えしてきましたが、

どうしても傷を防ぎたいなら、「プロテクションフィルム」という選択肢もあります。

 

プロテクションフィルム(PPF)は、飛び石や生活傷などの外的要素から、

ボディを物理的に保護することを目的としたカーケアアイテムです。

 

150μ以上の厚みを持つポリウレタンフィルムのおかげで、

フィルム表面に洗車傷は入るとしても、ボディはしっかりと保護することができます。

 

そして、このフィルムは剝がすこともできますので、

ある程度の年数が経過して剥がせば、状態の良いボディが帰ってくるというわけです。

 

何よりも「愛車を傷から守りたい」と願うオーナー様にとっては、

こういったプロテクションフィルムもお勧めします。

 

まとめ

お車を洗車したりお手入れしたりする時に付いてしまう「洗車傷」は、

どれだけ気を付けていたとしても出来てしまう、厄介なものです。

 

とはいえ、対策と注意によって発生のリスクを抑えることはできます。

 

このコラムが、「洗車傷」をできる限り防ぎたいと願うオーナー様にとって、

少しでも助けになればと願います。

 

執筆

執筆者

1972年創業 カーコーティング専門店

株式会社ウエラ名古屋

ガラスコーティング名古屋.com(https://procarcoat.com/

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